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コスメックの
マニュアルロボットハンドチェンジャーを、Universal Robots+製品として認証
ワンタッチでロボットハンドの取り付けが可能に
ユニバーサルロボット(日本支社代表 山根 剛、東京都港区)は、株式会社コスメック(本社:神戸市西区、代表取締役社長 白川 務、以下「コスメック」)が開発・製造するマニュアルロボットハンドチェンジャー、「SXR0030」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。SXR0030を使うことで、ユーザーはURロボット先端のハンド・ツールをワンタッチで装着・脱着できるようになります。バネによって連結するため安全性にも優れており、軽量のためロボットの可搬重量を最大限に生かせます。
写真:URロボットに取り付けられたSXR0030
写真:ツールアダプタを交換することで、ツールの交換が容易に
マスターシリンダー(SXR0030-M)、変換プレート(SXRZ0030-MF4)、ツールアダプタ(SXR0030-TF4)によって構成されるSXR0030は、URロボットへ直接取り付けが可能で、ロボット先端のハンド・ツールの交換を手動でワンタッチかつ安全に実現します。コスメックは、多種多様なアプリケーションへの適用が期待されるSXR0030を全国の同社販売代理店を通じて、2020年2月3日より販売を開始します。同社は、特に既に高い需要があり、今後さらに多くの採用が期待される下記の分野をターゲットに販売活動を加速していく予定です。
(1)検査ツールの交換
(2)部品・実装:ねじ締めツールの交換
(3)搬送用ロボットハンドの交換
ユニバーサルロボット 日本支社代表 山根 剛は次のように述べています。
「従来のロボットハンドチェンジャーはツールの装着・脱着に手間取ることがありましたが、この度、コスメック社がワンタッチでツールの取り付けを可能にするロボットハンドチェンジャーを開発したことでユーザーの利便性が高まりました。URは、日本の顧客のニーズや市場を分析しアプリケーションベースでの提案に注力していますが、その中核を成すのが、関連製品やツールをURロボットと組み合わせてプラグ&プレイで使用できる周辺機器のプラットフォーム『UR+』です。URは今後も、あらゆる規模のメーカーで自動化を実現するというビジョンのもと、より使いやすいソリューションの開発を目指し、各メーカーと協力してまいります」