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Bajaj Auto社
協働ロボットを導入した初のインド企業となったBajaj社。生産能力を向上させマルチモデリングサービスを進化させることが可能に。
課題:
「2010年当時、私達は組み立てラインの自動化へのソリューションを模索していました。」と、エンジニアリングゼネラルマネージャ(ロボットの活用および自動化)であるVikas Sawhney氏は話しました。過去数十年間における製造業界でのオートメーションの進歩にBajaj Autoが応えます。「二輪組み立てラインは非常に多くの労働力を必要とし、空間的にも広い場所が必要です。また、物理的に大きな負担がかかる動作をしながらも、極めて高い精度が要求されます。これらのラインの自動化において、標準化が基本的な課題の1つでした。さらに、私達はBajajで働く多くの女性作業員からの要望を認識しておきたかったのです。」
モデルの標準化が、市場におけるBajajの成功の基本信条であった一方、複数のモデルの規模の拡大に加え、市場で供給された幅広い車両数のために、その生産能力を急速に拡大しつつありました。当時鍵となったポイントは、水平に展開することができ、Bajajの従業員にとってプラスになるような生産性、柔軟性、信頼性をもたらす、標準化された自動化ソリューションを見つけることでした。
「市場に出回っている数多くのソリューションを精査した後、Bajaj Autoはユニバーサルロボットの本質的な共同性を先ず評価し、選択しました。ユニバーサルロボットにはコンパクトさ、資本回収期間の短さ、柔軟性、軽量性、コストパフォーマンス、精度の高さ、安全性といった大きな利点があるため、Bajaj Autoは最終的にユニバーサルロボットが最適な標準化サービスだと確信しました」とVikas氏は付け加えました。
ビデオ — UR10ロボット、Bajaj Auto(インド)
ソリューション:
工場での3ヶ月にわたる広範なテストの後、Bajajはすべての機能的要件に対する標準化ソリューションとしてURロボットを導入しました。マテリアルハンドリング、マシンテンディングといったいくつかの工程は、URロボットとBajajの従業員が協働して作業を行います。さらに、Bajajが現在特許を取得している新しいデカルアプリケーションもまた、URロボットによる柔軟性を最大限に利用するために同社によって考案されました。
同社における年間保守費用ゼロ、電力消費量の低減、IPの保持といったその他のメリットもまた、組織が一体となって成長できる原動力となっています。さらに、このラインにおける女性従業員がBajajの労働力の半数近くを占めています。
“この高度な技術を操作することは非常に興味深くまた簡単です。私と他の従業員はこれらのコボットと共に仕事することを楽しんでいます”
「このロボットのおかげで高品質な製品を生産できるようになったことを誇りに思います。」と、Bajaj Auto Ltd.の組立ラインオペレーターであるRameshwari氏は話します。「この高度なテクノロジーはとても興味深く、容易に操作できます。さらに、物理的に困難な作業を任せることができます。私を含む女性従業員は、楽しくURロボットと働いています。」
現在Bajaj Auto Ltd.の従業員達は、完璧な精度で反復作業を実施できる高度なツールを保有しています。これが、同社の世界に向けた驚異的な成長の主要な要因の1つなのです。Bajajはお客様に高品質な車両を提供するだけではなく、共同技術を駆使して同社の従業員が一日を笑って終える事ができる環境も整えているのです。
- コボットを天井に設置して使用できるため、工場の生産スペース制限の課題を低減
- 精度の標準化が求められる反復作業を遂行できるため、作業の冗長性を低減
- マルチモデリングへの適合性に対応
- 柔軟性、生産性、信頼性の求められる重要な作業に対応
- 女性労働者のために作業を簡易化
- 本質的な協働性
- コンパクトで極めて柔軟性が高く軽量
- 特許取得済みの30もの力制限機能を搭載し、ISO TS 15066に準拠して設計されたため安全を確保
- 天井、壁、床への取り付け - 改造不要
- 極めて低いランニングコスト - AMCが不要で、極めて低い電力消費量
- スペースに制限がある場所でも、ケージいらず(アプリケーションリスク評価の対象)で動作可能
- マテリアルハンドリング
- マシンテンディング
- デカールアプリケーション
- バリ取り
- ビジョンアプリケーション
- ボルトの締め付け
- シーラントアプリケーション
- 溶接作業
今日すぐにでも使い始める
コスト効率が良く、安全で柔軟性が高い協働ロボットすなわちコボットは中小企業であっても今だかつてないほど簡単に自動化を実現します。