ユニバーサルロボット、e-Seriesを発表!
協働オートメーションプラットフォームの新たな基準を設定
あらゆるアプリケーションに対応するエコシステムによって将来に備えるユーザーをサポート
2018年6月19日 - 協働ロボットのパイオニアであり、産業用ロボットのリーディングカンパニーであるUniversal Robots(ユニバーサルロボット、本社:デンマーク オーデンセ)は、Automatica 2018で、新しい主力製品として協働ロボット、e-Seriesを発表します。Automatica 2018は2018年6月19日(火)から22日(金)までドイツのミュンヘンで開催されます。
この新しい協働ロボットプラットフォームによって、これまで以上に広範囲のアプリケーション開発を迅速化させ、より容易なプログラミングを提供することが可能となります。また、新に内蔵された力覚/トルクセンサーによって精度と感度の向上し、さらに多くの用途に経済的な提供が可能になりました。
広範囲にわたる改良点
従来のユニバーサルロボットの製品と同様、新しいe-Seriesも比類ないメリットを提供します。
再設計されたコントロールパネル、新しいプログラミングおよび制御ソフトウェアによって、アプリケーションを問わず、ロボットの配置とプログラミングがこれまで以上に容易になります。つまり、再設計された直観的で応答性の良いタッチユーザーインタフェースは、プログラミングフローを単純化し、軽量、大画面の新しいティーチペンダント上でのプログラミング作業をわずか数クリックに削減することによって、より簡単にプログラム作成をすることが可能となります。
e-Seriesは、わずか1時間で、コボットを開梱し、設置して、最初の作業をプログラムすることが可能です。リストジョイントツール通信インタフェースによって、生産ラインにおけるインテグレーションにかかる時間と複雑さを低減します。同時に、サービス時にはロボットにある6個のすべてのジョイントを2分~6分で交換可能になりました。新たに加わったカスタマイズ可能な停止時間と停止距離を含む17種類の安全機能によって、協働による自動化がこれまで以上に容易になります。これらの機能はすべてTÜV Nordによる認証を受けており、妨害のない人間とロボットの協働に関するEN ISO 13849-1, Cat.3, PL d, およびEN ISO 10218-1機械安全性規格に準拠しています。
ユニバーサルロボットの社長、ユルゲン・ボン・ホレン(Jürgen von Hollen)は、次のように述べています。
「e-Seriesのeは当社の重要なビジョンと全体的な製品哲学を表しており、Empowering people and making it Easy for Everyone(人々に力を与え、誰もが簡単に使えるようにする)という、意味を込めています。e-SeriesのテクノロジーとユニークなUniversal Robots+ エコシステム、大幅に向上したロボットの操作性と柔軟性によって、ユーザーは生産性を高めることが可能となります。複雑な用途に使用し、将来のニーズが多様もしくは不確定なエンドユーザーには、ニーズが変化しても投入した投資による成長が継続して可能という点で、e-SeriesプラットフォームとユニークなUniversal Robots+エコシステムのメリットを享受できます。エンドユーザーは、作業への自動化技術の導入を迅速に推進させることで、競争上の優位性を最大限発揮することが出来るようになります。」
また、ユルゲン・ボン・ホレンは、次のように述べています。
「全世界のコボット市場は、今後数年に渡ってオートメーション市場の主要な成長要因のひとつであり続けることが予想されます。e-Seriesによって、ユニバーサルロボットはコボット市場のリーダーとしての立場を確立し続けることができると考えています。しかし、それは技術面で市場を先行することによってのみ可能となります。それが今回、e-Seriesを発表した理由です。」
ユニバーサルロボットはUniversal Robots+と日本語にも対応したオンライントレーニングプログラムUniversal Robots Academy(いずれもe-Seriesプラットフォームに対応予定)を引き続き推進します。