卵の梱包工程で、段ボールの準備作業を自動化

課題：
生鮮食品市場の競争の激しさから、Cascina Italia は日々、市場要求への迅速な対応を迫られています。これを効果的に行うべく、内部プロセスを最適化し、社内のリソースを解放する必要がありました。既存のロボットソリューションでは、稼働中の生産環境への設置が高価かつ困難になる場合があります。

そして安全性も大きな関心事です。同社が新たに生産機器を導入する上で利用できるスペースは限られており、どのソリューションを選んでも、従業員に近接して設置する必要がありました。

ソリューション：
Cascina Italia は、Alumotion と連携し、パッケージ設備の生産ライン上にボックスを準備する協働ロボットソリューションを採用しました。UR5 ロボットは、24 か所の生産ラインの出力ステーションのうち 1 か所に設置され、一日あたり約 150 万個の卵を処理しています。

このパイロットプロジェクトの目的は、膨大な販売量に合わせてかさばるパッケージを準備するという、非常にストレスの高い作業からオペレーターを解放することです。

UR5 は、卵 10 個入りのカートン 144 個が入るボックスを準備します。 UR ロボットは場所を取らないため、貴重なスペースを犠牲にすることなく、生産ラインにすぐに設置することができます。また、UR ロボットは危険度査定の結果に基づき、安全柵なしで動作できるため、高価で見苦しい安全柵設置の必要がなく、従業員と一緒に作業することができます。

今日すぐにでも使い始める

コスト効率が良く、安全で柔軟性が高い協働ロボットすなわちコボットは中小企業であっても今だかつてないほど簡単に自動化を実現します。