ユーザーフレンドリーなロボット、労働災害のリスクを軽減
反復運動性損傷(RSI)の危険性を低減させるためロボットを導入、手動のクリッピング作業を撤廃
課題:
既存のロボットは生産性を高めることができますが、一般的に、導入コストと統合にかかる時間の両方に見合う結果を出すため、生産量の増加が必要になります。英国のクリートメーカー、Clamcleats Ltd は、従業員の健康問題への懸念から、このジレンマの解決方法を探していました。
「手動によるクリッピング作業には RSI のリスクがあります。これを避けるために、ランナーがまだ高温で比較的柔らかい間にクリッピングすることが必要です。しかし、このことが射出成形機の稼働タイミングを決める上で障害となってきました。一方で、オートメーションは私たちに非常に大きな生産上の柔軟性を与えてくれます」と、Clamcleat Ltd の取締役である Julian Emry 氏は述べています。
ソリューション:
同社の出した答えは、ユニバーサルロボットでした。6 軸による動作と小型で軽量な産業用ロボットアームです。非常に迅速かつ簡単に設置でき、数時間内で稼働準備が完了しました。
ユニバーサルロボットは、バリカンに未切断部分を送り、切断のタイミングを知らせるようプログラミングされました。他方、ロボットは、CNC マシンのロード/アンロードも可能です。このような柔軟性は、ユニバーサルロボットを選ぶ上で大きなメリットの一つだったと Julian Emry 氏は述べています。プロセスエンジニア、Steve Blease 氏は次のように付け加えています。「ロボットに指示することは非常に簡単で、Julian と私で一日以内で終わりました。」
今日、ロボットはClamcleats Ltdで大幅な生産性のメリットを提供しています。クリッピング工程は以前は別個の活動であったのに対し、現在では品質点検と包装と共に自動的に実現できます。
RSI のリスクが減少することで、Clamcleats Ltd は最大 10.000 個のバッチサイズでの稼働による大量生産に目を向けています。UR ロボットへの投資は、この点でも大幅にリードタイムを削減すると同社は確信しています。
- 従業員の反復運動性損傷(RSI)の危険性を低減させるため。
- Clamcleats Ltdは手動のクリッピングを置き換えるロボットソリューションに投資しました。
- 投資回収期間:7〜10か月
- プログラミングが容易
- セットアップが早い
- 柔軟性のある導入
- 協働的で安全
- 迅速は資本回収
- 射出成形
- マシンテンディング
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