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ガラスメーカーの競争力向上に貢献
課題:
他国のサプライヤーが少しでも値下げしてきた場合、大量の注文を失う危険性があります。この事実は、デンマークの平面ガラス・鏡メーカー、Gern Glas にとっても重要な課題でした。能力を最大限に活用し競争力を維持するため、同社はロボットを導入することを決定しました。
ソリューション:
Gern Glas にとって、UR5 と UR10 が最適なロボットソリューションであることが判明したのみならず、懸念事項であった従業員が毎日曝されていた単調なタスクについても解決しました。
URロボットは、高温を使用するガラスの焼き戻しプロセスで、コンベヤベルト上に小さなガラス片を配置していく作業の効率化に役立つばかりでなく、コンベヤにガラス片を配置する際の作業密度も改善しました。
「UR5はコンベヤ上で、すでにガラス片が置かれた後の空きスペースを活用して、そこに比較的小さなガラス片を配置していく作業を行っています。そうすることで、同じ電力でより多くのガラスを焼き戻しできます。ロボットはこうした単純作業にうってつけです」と、Gern Glas の技術マネージャー、Glenn Larsen 氏は述べ、ロボットアームが電力を有効活用し、ボトルネックだった問題を回避するのに役立っている点を高く評価しています。
“ユニバーサルロボットは、産業用ロボットとして他と一線を画しています。既存のロボットを導入する際には必要なフェンスも、設置しなくてよいのです。さらに、コーディングに 3 日間かかるプログラマー、3 人のメカニックスタッフ、ロボットを移動させるクレーンといった準備も必要がなく、簡単に別の作業をさせることができます。”
コンベヤベルト上にガラス片を供給する UR5 に加え、プロセスラインにはサンドブラスト用の UR10 と、接着作業用の別の UR5 が稼働しています。とりわけ、ロボットの使いやすさとその柔軟性は、Gern Glas に感銘を与えています。
- 単調なタスクから従業員を解放
- 高温を使用した焼き戻し工程でスペースを最大限に活用し、コンベヤ上の余った空きスペースにより小さなガラス片を配置するという作業で効率を高めた
- 投資回収期間:6~12か月
- プログラミングが容易
- セットアップが早い
- 柔軟性のある導入
- 協働的で安全
- ピック・アンド・プレイス
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