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Hofmann Glastechnik Gmbh
柔軟性のあるコボットで、きわめて繊細なガラス管をピック&プレース
01概要
Hofmann Glastechnik GmbH社は従業員の潜在能力をもっと活かすため、製造工程を最適化したいと考えていました。
そのためHofmann Glastechnik Gmbh.社は繰り返しの手作業の自動化に着手。家族経営の同社は今ではユニバーサルロボットの協働ロボットアームを2台所有し、きわめて繊細なガラス管を成型器に自動フィードする作業に活用しています。その結果、製造工程が安定しガラス部品の品質も飛躍的に向上しました。そして従業員はほぼ完全に単純作業から解放されたのです。
02課題
計画の目的は、ガラス旋盤のテンディングという単純作業を自動化し、技術ある作業員にもっと複雑で高度な作業を割り当てて製造工程を改善することでした。そのためロボットには繊細なガラス管を扱えるような非常に高い精度が求められていました。これが、Hofmann Glastechnik社のマネージングディレクターがユニバーサルロボットのロボット2台を導入した理由です。
「ガラス製品はとても繊細です。機器の温度がほんのわずかでも乱れればそれが製品に影響してしまいます。以前は従業員が直接ガラス旋盤のテンディングをしていました。でも作業が少しの間でも中断すれば機械が何度も冷めてしまうことになります。この作業で初めてURの協働ロボットを使ったときの結果は、完璧でした」。Hofmann Glastechnik GmbH社のマネージングディレクター、Robert Hofmann氏は興奮気味にこう語ります。
ビデオ UR5およびUR10ロボット Hofmann Glastechnik社(ドイツ)
03ソリューション
UR5とUR10の2台のロボットアームは複数のCNCガラス旋盤に対応し、毎日最長11時間旋盤機のテンディングをしています。ロボットを別のガラス旋盤機で使う必要があるときも柔軟に設置できます。そのためHofmann社はURロボット2台を異なる機械間で入れ替えてもまったく支障なく使える設備を開発し、ロボットが設定を変えたらすぐに作動できるようしています。Hofmann社のマシーンパーク部長を務めるBjörn Uthe,氏もユニバーサルロボットのユーザビリティを高く評価しています。「URロボットはとても直感的に使えますね。過程と必要な機能がわかれば、文字どおり誰でもロボットを操作できてしまいます」。ロボットアームによって技術ある作業員の作業負荷も軽減されました。「URロボットのおかげで私たちの仕事はずっと楽になりました。以前はガラス旋盤の間を行ったり来たりしながら、一日中並行してフィードを続けたものです。やっとの思いで製造していました。UR5とUR10が来てからは、機械の設定により多くの時間をかけられます」とウテ氏は言います。
柔軟に使えるロボットアームを得て、Hofmann社は技術のある作業員をより複雑で高度な作業にあてられるようになっただけでなく、製造工程の安定とダウンタイムの削減も実現しました。その結果ガラス部品の品質も会社自体の効率性も飛躍的に向上。この作業の生産能力は50%拡大し、ロボットに最初に投資した資金は約6ヶ月で回収できました。
“「URロボットのおかげで私たちの仕事はずっと楽になりました。以前はガラス旋盤の間を行ったり来たりしながら、一日中並行してフィードを続けたものです。やっとの思いで製造していました。UR5とUR10が来てからは、機械の設定により多くの時間をかけられます」”
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