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Linaset
UR5 の導入で、生産性を向上し、作業員の作業を効率化
課題:
自動車業界をはじめさまざまな顧客にプラスチック成形を供給するLinasetでは、コンポーネントのブラスト処理を自動化するために安全、精度、効率性を備えた方法を求めていました。
今までは、特別なブラストメディアを使い、作業台の両側で手動でブラストしていました。全て手動で行っていたため、時間もリソースも消費していました。
また、特に埃っぽく騒音の大きい職場で、ブラストアプリケータを直立に保つ必要があるため、スタッフにかなりの身体的な負担を強いる仕事でもありました。このような訳で、Linasetは適切な自動化ソリューションを検討する必要がありました。
ビデオ — UR5ロボット、LINASET(チェコ共和国)
ソリューション:
LinasetはUR5ロボットを設置し、注文後1週間以内にテストモードで稼働させてみました。既存の職場に、ブラストメディアアプリケータを取り付けるためのシンプルなファスナーを準備して設置し、成形品をジグにはめ、サイクル中回転させながら、人間のオペレータと共に作業させました。これにより、ロボットは両側でブラストすることができました。
成形1回にかかる時間が30%近く減少し、生産性の向上と共に、正確で、質の高いレベルを確保することができました。ブラストメディアを補充する必要が生じた場合、ロボットが自動的にメディアの低下を検知し自動的に停止します。
6か月を通して、週7日一日24時間連続で稼働しましたが、Linasetは1度もUR5の不具合や計画外のダウン時間を経験することはありませんでした。定期的なメンテナンスやコントロールユニットからの埃の除去をのぞいては、補修作業や部品交換を行う必要はありませんでした(過酷な環境を除く)。
Linasetの生産マネージャーであるPetr Šromota氏は、ロボットが製造過程に柔軟に適応していることは驚くべきことだと述べています。「待ち時間はありませんでした。数日以内にロボットが職場にやって来て、信頼のおける作業を開始しました。」と説明しています。
“ロボットを作業台に設置し、ブラストメディアアプリケーターのノズルを取り付けるために、独自でシンプルなアクセサリを作るのは容易でした。また、非常に簡単にロボットアームのプログラミングを自分達で行うことができました。”
UR5は、ロボットの初期設定や基本的なトレーニングを実施するEXACTECより供給されたため、従業員は自分達でロボットのプログラミングやメンテナンスを行うことができたのです。Linasetは現在、より生産性の高い、より効率的なプロセスにより、ブラストメディアの消費を35%削減することができています。
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