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RAMTEC
米国最大の総合ロボット工学教育センター ラムテック・キャリア・センターで活躍するユニバーサルロボット
課題:
オハイオ州マリオン郡の製造拠点にあるラムテックは、カリキュラムの形成に携わる大勢の業界代表者たちから情報を得ています。地元企業が協働ロボットを導入した時、ラムテックはそれに注目しました。
「当社がリサーチを行った結果、ユニバーサルロボット社の協働ロボットが市場で最も優れたロボットの1つだということが分かりました。私たちは生徒たちが当校を卒業する際に、業界で採用されている機器を確実に使用できる状態になってもらうために、製造業界の一歩先を行きたいと常に考えています」と、ラムテックのコーディネーター、Ritch Ramey氏は語ります。同氏はオハイオ州の9箇所のトライリバーズ・キャリア・センターで行われているロボット訓練を監督しており、ラムテックはそのセンターの主要メンバーです。ラムテックの目標は、2020年までに米国の製造業における推定200万人分の技能不足を補うことです。
ビデオ — UR3、UR5、UR10ロボット、RAMTEC(米国)
ソリューション:
ユニバーサルロボットはラムテックにおいて現在、さまざまな技術を教えるために使用されています。
「玉ねぎの皮をむくように中身を掘り下げていくことができるのです。ロボットの難度を下げて、5年生に数分でプログラミングを始められるように説明することもできます。高校に持って行って、生徒により高度な動作制御をさせることもできます。また、成人向けのクラスでも教えることができます。成人向けのクラスには、多くの地元の製造業者が参加しており、従業員に自社のURロボットのプログラミングについて熟知させたいと思っているのです。」とラムテックのロボット工学インストラクターであるClay Hammock氏は言います。「現在市場に出回っている他の一部のロボットとは対照的に、このユニバーサルロボットは非常に簡単に扱うことができます。特に、URアカデミーの無料トレーニングモジュールや生徒が自宅でダウンロードして練習できるシミュレーターといった無料のオンラインリソースがあるおかげで、簡単に学習できます。」
“ロボット外部に柵をする必要なく、安全ケージ付きの産業用ロボットを購入できる価格でいくつかユニバーサルロボットを購入できます。それらを様々なタスクのため部屋中で移動させることができます。それでも私たちが必要とする産業用ロボットのモデルにピッタリ合うユニバーサルロボットで生徒達ができることは多数あるからです。”
URロボットに内蔵されている安全システムにより、作業中に物や人にぶつかりそうになった場合にはロボットアームを自動的に停止することができます。教室内ではこれが重要な点だとClay Hammock氏は言います。「URのいい所は、本物の産業用ロボットのプログラミングを行っている時に生徒が怪我をする心配がないという点です。簡単なデモンストレーションするだけで、生徒に試させることができます。」
教室で働く協働ロボットを、ロボット工学教育の未来だと考えるRitch Ramey氏は、各ロボットの周りに高価な安全柵を設置する必要がないので、費用面でも手頃であると言います。「ロボットを柵で囲う必要がないので、安全柵付きの産業用ロボット1台を買うお金でユニバーサルロボットを数台買えます。」
「生徒がユニバーサルロボットを使って多くのさまざまなことを行うことができ、タスクの間にロボットを室内移動させることができます。このユニバーサルロボットは、私たちに必要な教育の産業用ロボットモデルにぴったりです。」と、ロボット工学のコーディネーターである彼は、ロボットの柔軟性についても強調しています。
- 協働ロボットで人員を教育したいという地域産業の要望に応えた。
- プログラミングが容易
- セットアップが早い
- 協働的で安全
- 投資回収期間:
- 柔軟性のある導入
- 実践的ロボットプログラミングのスキル
- マシンテンディングやイーサネットIPを使用したPLCネットワーキングなどの応用レベルのタスクを含む
- 生徒はロボットのフェイスプレートのオンライン回路図を使用して、URロボット用の3Dプリンターで製造した特製グリッパーの作り方も学びます。
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コスト効率が良く、安全で柔軟性が高い協働ロボットすなわちコボットは中小企業であっても今だかつてないほど簡単に自動化を実現します。