ラインエンドに設置された協働ロボットは完璧に機能し、パレットの積み下ろしという、必要でありながらいつもそれを担当する人にとってはあまりやりがいがなく、疲労がたまる作業を大幅に促進します。ここでは、パレタイジングロボットの隣にあるパレットを安全に取り換えることができます。
梱包ワークショップの責任者であるSébastien Pain氏は、これらのロボットを導入したことで「荷物の運搬・移動という重労働から作業員を解放しただけではなく、作業員の作業時間も短縮できました」と述べています。実際サノフィは、従来は各ラインに3名ずつをアサインしていたところ、作業員3名が2ラインを担当する体制へ移行しました。ロボット導入により作業時間は1日あたり10%短縮されたと推定されます。