射出成形やブロー成形の作業において、機械へのワークの投入・取り下げは反復作業で怪我の危険もあり、作業員にとっては大変な作業です。だからこそ、自動化するには理想的です。さまざまなリーチ長と可搬重量のラインナップがあるURロボットは、従来型の産業用ロボットでは自動化が難しかった少量多品種生産の自動化にも組み込むことができます。

　バリ取りや研磨、ラベル貼りなど、協働ロボットはプラスチック製品のさまざまな製造工程で活用可能です。組立や梱包、パレタイジングにおいても、リスクアセスメントさえ行えば作業員と一緒に安全に働くことができます。

   3Dプリンターを使った加工作業などでは、協働ロボットはさらに真価を発揮します。24時間稼働もこなしますし、軽量なため移動式の架台に設置することができ、複数のプリンタに製品を投入、取り出すのもに十分な長さのリーチがあります。