大きな可搬重量を小さな協働ロボットで
新製品UR30、ついに登場。
動作半径
可搬重量
設置面積
本体質量
コンパクトかつパワフルで高速
UR20と同じ次世代アーキテクチャを採用したUR30は、コンパクトな設置面積で大きなトルクを発揮し、優れたモーションコントロールにより重量物をスムーズに搬送できます。URロボットのこれまでの特長である、プログラミングのしやすさ、充実したUR+ 周辺機器、ペンダント上で設定可能な豊富な安全機能、内蔵した力覚センサ、6軸全て360°動作可能、といった点はもちろん継承しています。それでいて、従来比で速度が最大30%、トルクが最大25%向上し、さらに部品点数を約50%削減した新たなハードウェアと、刷新されたソフトウェアによる優れた性能を、これまで自動化が困難だった用途に対して活用することが可能になりました。
重量物の搬送を容易に
より重いワークの搬送も自動化。怪我や事故を防ぎ、仕事を迅速に
マシンテンディングをより効率的に
装置への投入・取り出し工程において、複数のグリッパーを使用することで、部品の取り外し、部品の洗浄、新しいワークの配置をすべて1回の動作で行うことで、生産性を最大化します。
高トルク締結を確実に
独自機能のステディモードを活用することで、高トルク締結時でも安全機能は損なわず、保護停止を起こさずに安定して作業を継続。高い安全性と生産性を両立
同梱物
UR30には、UR30ロボットアーム、コントロールボックス、3PE TP（3ポジションイネーブリングデバイス搭載ティーチペンダント）、電源ケーブル、アームとコントロールボックス間のケーブル、およびドキュメントが含まれます。アプリケーションキットやその他のオプションはUR30の標準パッケージには含まれませんので、別途ご注文ください。
- 標準パッケージには、UR30は3ポジションイネーブリングデバイス（3PE TP）が付属しています。ティーチペンダントには、協働ロボットを制御するためのソフトウェア PolyScope が含まれており、ロボットの傍で作業する際に必要な安全性を確保します。
コントロールボックス
- UR30の標準コントロールボックスの重量はわずか12kg。コントローラは、電源、安全機能、I/Oやネットワーク通信のポートを標準搭載しており、シンプルなシステムであればPLCや外部制御盤を使わずにセットアップが可能です。
可搬重量性能
他のURロボットと同様に、UR30は作業空間内全域で、アームの姿勢によらず可搬重量30kgを維持。ワーク重心位置がツールフランジから100mmオフセットしても、30kgの可搬重量が維持されます。これにより、さまざまな用途に対して柔軟に適応することができるため、最初の導入時点はもちろん、導入後に配置や用途が変わったとしても、フレキシブルに使い続けることができます。
- 可搬重量の増加、速度、動作半径の向上を実現しましたが、安全性は妥協しません。作業者の安全が常に最優先です。私たちは、2008年に世界初の商用協働ロボットを発売するために、数々のユニークな安全機能を開発しました。これが、今日の協働ロボットの安全機能のベンチマークとなっています。
製品アップデート：自動化できる用途をさらに広げる
UR30の可搬重量が一定の条件下でプラス5kg向上します。さらに幅広い用途にコンパクトでパワフルなUR30を活用することが可能になり、ますます自動化できる可能性を押し広げます。
当該アップデートは、2024年10月末に発表されるPolyScope 5.19で利用可能になります。
UR CARE
UR ロボットを購入いただいた方へのサービスプログラムである UR CARE は、すべての協働ロボット購入に含まれています。
このサービスには、修理、スペアパーツ、ソフトウェアアップデート、ドキュメンテーションのためのmyURサポートポータル、URアカデミーの無料eラーニングへのアクセスが含まれます。
ロボット未経験でも、URへお任せください
私たちは「自動化をあらゆる人に、あらゆる場所で」をミッションに掲げています。これを実現するために、私たちはあらゆる人が協働ロボットによる自動化を安全に導入できるよう、独自の機能や仕組みを構築しています。
誰でも容易に導入
ロボットが初めての方でも、協働ロボットを購入し受け取ってから、通常1時間未満で、周辺機器を接続し、最初の簡単な作業をプログラミングすることが可能です。
省スペース
設置面積が小さいため、スペースが限られている現場でも設置できるチャンスが広がります。
消費電力
単相100Vで動作可能なURの協働ロボットは、従来の産業用ロボットよりも少ない消費電力で動かすことができます。
協働作業可能な安全機能
URのすべての協働ロボットには、力や速度の制限、停止時間の制限など、ティーチペンダント上で操作可能な17の安全機能が標準で組み込まれています。これらの機能により、URの協働ロボットは安全柵を必要とせず、お客様のそばで作業することができ、生産性を向上させると同時に作業者にとって安全な環境を構築します。※ロボットシステムとしてのリスクアセスメントは別途必要となります。
モーションコントロール
次世代アーキテクチャを採用したUR30は、一から再設計することで速度とトルクが向上し部品点数を50%削減した新しいハードウェアに加えて、駆動制御ソフトウェアも進化しました。独自のアルゴリズムによって振動を抑制する制御を加えることで動作を最適化し、動作速度を向上させることに成功しました。
最大リーチで最大可搬重量を持ち上げるにもかかわらず、UR30の全速度範囲と加速度を適用することができます。
協働ロボットを最大限に活用する
URアカデミーでは、トラブルシューティングや修理作業のために、ステップ・バイ・ステップのプログラミング例やチュートリアルを提供しています。
他にご質問はございますか？
URロボットに関するよくある質問をまとめました。 FAQページ（英語）でご覧いただけます。
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